生きる日々の記録

日々に思うさまざまなこと

最悪/奥田英明

最悪 (講談社文庫)
タイトルのごとく、「最悪」な3人の主人公が織りなす群像劇。
誰も彼もがついてなくて読むのがツライものだから
スノーボード旅行にまで持って行って一気に読んじゃいました。
普通の人たちが銀行強盗を起こすに至るまでのエピソードが
緻密に緻密に、息苦しいほどに描かれてる。
そして迎えるラストは爽快感には遠いけれど
どこか清々しくほっとするのだ。