2006-03-20 最悪/奥田英明 book タイトルのごとく、「最悪」な3人の主人公が織りなす群像劇。 誰も彼もがついてなくて読むのがツライものだから スノーボード旅行にまで持って行って一気に読んじゃいました。 普通の人たちが銀行強盗を起こすに至るまでのエピソードが 緻密に緻密に、息苦しいほどに描かれてる。 そして迎えるラストは爽快感には遠いけれど どこか清々しくほっとするのだ。